長岡造形大学  情報リテラシー論 は毎週火曜日4限。
講師は イーンスパイア株式会社 代表取締役 横田さんです。
横田さんのサイトにはこちらから。


情報リテラシー論11日目。
今回は【ラジオと音声認識技術の進化】です。


まず先生のラジオとの関わり方からです。
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エアチェックというのはFMラジオの音楽を録音することみたいです。終わり頃に人の声が入ると怒ったりしたそうな。
ラジオでテレビの音声を聞けるといってもテレビドラマを音だけで聞いて理解するのは難しいですよね。音だけで状況判断しなければならないラジオだと想像力が育つかもしれませんね。そして友達とテレビについて話すことで映像見てなくてわからなかったことが「そうだったんだ〜」とわかります。こういうことで感受性や想像力を豊かにすることができるかも?

また、今のラジオ体操は毎日やらないし、生のラジオではなくカセットでやっているんだとか。夏の風物詩みたいなものがこういう風に薄れていってしまうのはなんだか悲しいですよね。


さて、話が逸れますが、☆の書き順ですが、皆さんはどこから書きますか?
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私は①から書いていたんですが少数派みたいですね。確か横棒から書く人が多かったかと。Twitterに投票機能がついたので皆さんの周りでも調べてみたらいいかも。



さて、ラジオ離れが確実に進んでいるとのこと。その未来はどうなのでしょうか。
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自由業の人は「ながら」作業をしている場合が多いためラジオを聴く時間が多いのだと考えられます。
ラジオの売り上げが減り始めたのは1990年代頃からだそうです。インターネットの登場は1995年だそうなのでそれより前ということになります。ということはラジオ離れの直接的な原因はインターネットではないということかもしれません。


さて、そんなラジオですが、なんと黒字のところもあるそうです。
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ラジオ局なのにFM新潟は増収増益なんだそう。すごいですよね。色んなキャンペーンとかなんだかとか、工夫をしているみたいです。



ラジオ局もテレビ局も報告の義務があるようです。その番組を外部の者から見て審議しなければならないということ。
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そしてFM新潟の審議会の副委員長は横田先生だそうですよ。



最近ではスマホ・パソコンでもラジオ聞くことができるようになったんだとか。
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ラジオを録音して聞く人は7%ほどなのだとか。少ないですね。昔は深夜ラジオを録音してきくことはよくあったらしいですけどね。起きているのに都合が悪いから録音しておいて時間のあるときに聴く、みたいな感じですね。
有料でラジオを聴く人もごく少数だそうですね。インターネットで情報発信をするとき、初めから有料ならばそのまま有料でも不満はないでしょう。しかし無料で初めてしてしまったら後々有料にしてしまうと不満が出てきますよね。新聞はそこで失敗してしまっています。



こちら東日本大震災の際の生放送のラジオだそうです。
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原稿も無い中でラジオを聴いている人々に注意を促していく力があるアナウンサーさんはすごいと思います。




AMラジオが危機的状況なのだとか。音が悪いなどの理由があるそうです。そしてFMラジオでAMラジオが聴けるようになったんだそうです。
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「見えるラジオ」という音と情報が送られてくるラジオが放送終了したとのこと。まあ画面がある放送っていうともうテレビ見ればいいじゃんって思ってしまいます。



ところで防災ラジオというものが開発されたそうです。
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 何か災害などの緊急の状況になったときに自動的に電源がついて知らせてくれるようなものなのだそうです。新潟県の企業が開発したこれが全国の市町村に配られていると思うとなんだかちょっと嬉しいですね。



Ustreamで映像を生中継してしまおうという取り組みも始められているみたいですね。
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ラジオ好きな人にとっては嬉しいことかと思います。



Podcastでラジオの録画番組を配信しているんだそうです。
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素人でも投稿できるのでラジオに興味がある人はやってみることもできます。



「stack」というアプリがあるそうです。ラジオの音声を読み取らせるとクーポンが表示されて、イベントなどで使うことができるんだそうです。
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FM新潟が挑戦しているようですね。ラジオ局でもインターネットなどを使ってがんばっていけばまだまだチャンスがあるってことみたいです。




さて、そんな中ノルウェーがFMラジオを終了すると宣言したみたいです。世界で初めて国からラジオが消えるということです。
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FMラジオは国が民営に電波を貸しているんだそうです。お金もかかり、インターネットで代わりになるものが出てきているのだからやめるという運びみたいです。



「radiko」というアプリがあるんだとか。これはインターネットによるサイマル放送のアプリだそうです。
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番組を聴くことはもちろん、番組をきいていて気になる曲が流れたときオンエア曲の一覧からAmazonやiTunes、レコチョクで曲を購入できる仕組もあるそうです。
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さて、このアプリの始まりにおいて、問題とされたことがあります。まず、地方のラジオが他でも聴けるということ。地方でしか聴けなかったものが全国で聴けるようになるということは情報を届けられる確率が増えるということ。そこで問題になるのが広告費です。情報を届けられる確率がより高くなるということは広告費も上がるということです。次に著作権の問題です。ジャニーズなんかはインターネットで情報が流れるのを極端に嫌っていますよね。そういう関係です。そこで県外のラジオは有料で聴けるようにするサービスが始まったとのこと。
このアプリが、いわゆるタイムシフト機能を始めるという予定はあったそうですが現時点で実現できていないんだとか。
このアプリ、震災直後に他の地域にいても自分の地元の情報などを確認したいという状況を見て、一時的に無料になったのだそうです。




他にもインターネットのラジオ放送はあるようです。
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「listenradio」なんかは音楽しか流れないので勉強のお供にいいかもしれないですね。




「ツイキャス」というラジオ配信ができるサービスもあるようです。
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カメラ映像も写せますし、音声だけで配信できるラジオ機能も備えているとのこと。このようにスマホ一台で簡単にラジオ放送ができるようになってきています。



アメブロなどをやっているサイバーエージェントもラジオ生配信アプリをはじめたようです。
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他を追っていくのもいいですけど、それだけだと先に出たものに置いていかれてしまいますから何か新しい仕組とかを考えて欲しいですね。



ラジオ配信の他にもプレゼンをできるサービスも出てきているんだとか。
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「ニコナレ」というこのサービスはスライドと音声で発信できるものだそうです。



また、ラジオ番組を文字におこしてくれる「ラジおこし」というサービスも始まっているんだとか。
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ラジオが聞けない人のために文字に起こすというのがこのサービス。でも著作権的に少し問題があるのだとか。しかしその線引きが微妙だとのことです。



まだイマイチ普及していないそうですが音声ソーシャルメディアというものがあるそうです。
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このサービスは音だけを投稿するもののようです。



横田先生が提案するSNSは次のようなものだそうです。
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文字でも音でも認識できるといいですよね。でも電車などの公共の機関の中など、音を出せない場面もありますし、そのあたりの配慮ができればいいのかもしれません。



「SoundCloud」というのが一番大きな音声SNSなのだそうです。
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YouTubeだと画像や映像が必要ですが、soundcloudでは必要なく、音声のみで良いのだそうです。



音声関連でいくと「初音ミク」という音声合成で歌わせることのできるものがあるとのこと。
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また、音楽を検索できる「SHAZAM」というアプリも。
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こちらのアプリはそのままの音を聴かせれば検索してくれるそうです。
音声認識技術は確実に進歩してきていますね。



Googleが音声翻訳のアプリをリリースしていたそうです。
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音声認識したものをちゃんと翻訳までするところまできているのです。翻訳者の方もいらなくなる時がくるのかもしれません。



また、「SoundHand」というアプリもあるそうです。
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先ほど書いた「SHAZAM」というアプリはそのままの音源でなければいけませんが、こちらのアプリは音声を鼻歌などでも検索できるんだそうです。メロディーか喋っていることのどちらかがあっていれば検索できるのだそう。だからこれは音痴でも大丈夫なんだとか。



音声入力アプリなんかもありますね。
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昔はアプリをいれないとできませんでしたが今では標準装備だそうなので入れなくても不便はありませんね。



Skypeっていうと有名だと思います。そのSkypeで会話した音声を自動で翻訳する機能がリリースしたそうです。
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Skypeを介して話せば自動的に通訳してくれるなんて便利ですね。



 手話をリアルタイムに音声変換できるようにもなったようです。
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本当にすごい時代ですね。



iPhone6からはバージョンアップしたSiriが使えるそうです。
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siriが音声呼び出しできるのだそう。声をかけると起動するんだとか。時刻を聞けたり、アラームをセットできたりと、色々と便利そうですね。



音声認識の技術は本当に進歩してきているんですね。
指紋認証の次は声紋認証が来るかもしれませんね。
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